第1回目のオープンキャンパスを開催しました。
梅雨入り後も雨らしい雨も降らず、当日も、好天に恵まれ、たくさんの方に参加していただきました。
みなさんありがとうございました。
◯最初に、校長より挨拶があり、引き続き学校概要の説明がありました。
その後、校長や各学科長によるリハビリテーション総論の講義がありました。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、についての仕事や役割について説明がありました。
みなさん、初めて耳にした言葉や、なるほどと思ったことなどがあったのではないでしょうか?
わかりづらい専門用語もあったかと思いますが、少しは分かっていただけたでしょうか?
◇理学療法学科の体験
「理学療法の基礎知識」 -基礎となる解剖学と運動学- “身体のあちこちを測ってみよう!”
というテーマで、体験授業を行いました。
◯理学療法の基礎知識となる骨、関節の形の違いで動作にも違いが出る事などを説明しました。 (写真左)
◯参加者の方が本校の学生のアドバイスを受けながら骨模型を並べることに挑戦してもらいました。初めての骨模型に少し戸惑われて方もおられたようです。(写真中)
◯ほぼ並べ終え、学生による説明がありました。残すは脊骨(せぼね)のみです。(写真右)
骨模型を見たことはあっても触る機会はなかなか無いと思います。骨模型を並べる体験はいかが
でしたか?
「作業療法士のスゴ技」
講義:作業療法士が働くさまざまな領域とその仕事内容を紹介
体験:1年生と一緒に様々な作業療法を体験してみよう!1年生に学校生活の様子を聞いてみ
よう!
というテーマで、
◯身体機能に関する作業療法士のスゴ技をちょっとだけ紹介しました。今回は「テノデーシス」と
いう現象についてじぶんたちの身体を使って体験してもらいました。(写真左)
普段何気なく使っている手も、その機能を理解することで「生活」が大きく変わることを説明
しました。
常に「より良い生活をするためには」を考えられるのが作業療法士です。
◯「作業を分析できるといったスゴ技」について体験してもらいました。
人間は体の動きだけではなく、心(感情のコントロール、覚える、順序立てて考える、環境に
適応するなど)の動きの両面のバランスを保ちながら生活しています。
その中でも今回は心の動きについて作業療法士が観察している点について、ゲーム使用して
体験してもらいました。(写真中)
◯環境調整に関する作業療法士のスゴ技を紹介しました。
少しだけですが、患者さんへの作業療法士の関わりと車椅子の姿勢調整を体験してもらいま
した。(写真右)
作業療法士は、「人や物を介して環境を変え、その人の持つ可能性を引き出すことができる!」
仕事です。
参加者の皆さんは、真剣に話を聞いたり、時には楽しそうにそれぞれの体験をされていました。
◇言語聴覚学科の体験
「初めての言語聴覚療法」
講義:言語聴覚士が関わる日常生活との関係は何だろう?
体験:コミュニケーション方法の色々を知ろう!
というテーマで
◯言語聴覚士の仕事や学院での勉強について、◯☓問題形式で知ってもらいました。(写真左)
一般的には、あまり知られていない言語聴覚士の幅に参加されて皆さんは驚かれていました。
◯“コミュニケーション”について、普段何気なく日常生活で行われているものだが、「一体何
だろう?」という問いで、コミュニケーションの方法や目的などを体験を交えてみんなで考えま
した。(写真右)
言語聴覚士について理解を深めてもらいました。クイズは難しかったですか?
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の、いろいろな仕事のほんの一部ですが体験をしていただき
ました。
今後も毎回違った内容で 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の仕事や学校生活などについて
どんどん紹介していきます。きっと進路を決める参考になると思います。
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