第2回 オープンキャンパス 開催 !
梅雨明け間近で、15時頃には34℃近くになった暑く晴れた日になりました。
今回もたくさんの方にご参加していただき、ありがとうございました。
◯今回は本校の特徴である、理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科の3学科体験がスタートです。
◇理学療法学科の体験
メインテーマは、「理学療法の実際(整形外科疾患:骨折)」
講義:移動能力(歩行と車椅子)の獲得を目指して 実習:障がい体験:移乗動作介助(リフティング等) ということで、
①リフティングです。二人で一人を抱え上げます。まず、本校の学生がお手本を見せて、その後で参加者の方にも体験していただきました。(写真上左)
②車椅子で狭い廊下を通る体験です。とても上手に操作をしている参加者もおられました。(写真上右)
③車椅子を押して段差を上がって、台の上で向きを変え、スロープを後ろ向きで降りる体験です。コツをつかむと簡単!・・・かな? 介助する人、される人、どちらが緊張しましたか? 台の上ぎりぎりで向きを変えるときなどは、結構怖かったと」か?(写真下左)
◇作業療法学科の体験
メインテーマは、「整形外科領域の作業療法を知ろう!」
講義:整形外科領域における作業療法士の役割 ~「生活する手」を取り戻すハンドセラピィ~
実習:あなたの手にぴったり合った装具を作ってみよう! ということで、
手外科のアプローチで使われるスプリント療法を体験していただきました。熱を加えると柔らかくなり、冷やすと固まるという熱可塑性プラスチックに戸惑いながらも皆さん興味津々。
積極的に挑戦していただき、隣に座った学生さん同士でお互いの手にぴったりのスプリントを作成しました。
最後は、お互いに作成したスプリントを交換してもらいました。
①まずは、お湯(60℃)に素材(熱可塑性プラスチック)をいれ、グループごとの参加者で自己紹介をしてもらいました。(写真上左)
②軟らかくなった素材を相手の指に優しくフィットさせます。(写真上右)
③不要な縁をペンチでカットしてきれいに整えたら完成です。(写真下左) フィット感はいかがでしたか?
◇言語聴覚学科の体験
メインテーマは、「言語聴覚士が関わる脳の働きについて知ろう! (交通事故による頭部外傷)」
講義:「頭部外傷後の脳の働きとは何だろう? 実習:脳の働きを知る検査の体験をしてみよう! ということで
①言葉で絵の形を伝えるゲームをしているところです。言葉だけで説明するって結構難しかったのではないでしょうか?(写真上左)
②鏡に映った星印をなぞっているところです。鏡に映すことで、思った通りになぞれません。それでも、みんな徐々に上手くなっていました。(写真上右)
③考える力を調べる検査です。脳に障害を受けると、考えたり記憶したりすることにも支障が生じるので、リハビリテーションやサポートが大事になってきます。(写真下左)
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の仕事のごく一部ですが、体験をしていただきました。
県内で唯一、3学科ある本校ならではの学科体験です。それぞれの職種の違いが少しでも解っていただけたでしょうか?
今後も毎回違った内容で 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の仕事や学院生活などについてどんどん紹介していきます。
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