当学院を会場に、作業療法学科の徳若先生が代表を務める山口県ハンドセラピィ研究会『令和元年第4回研修会』が開催されました
今回のテーマは『全身の繋がりから考える肩関節疾患に対する徒手的アプローチ ~臨床実践編~』
講師を当学院の徳若先生と宇部市の東整形外科で理学療法士として勤務されている山田剛正先生が務め、急性期の病院や介護老人保健施設と幅広い領域から多くの先生方にご参加いただきました
肩関節の運動は複雑なため、運動機能を理解するには、全身の繋がりを理解する必要があります。文献や論文で報告されているものの、臨床で理論的に展開するには知識・技術・経験と根気が必要です。今回は障害像を提示し、どのような流れで評価・治療・セルフへつなげていくのか、また局所にとらわれず全身を見ることがなぜ大切なのか、ゆっくり紐解きながら実技を行っていきました。自由に意見が飛び交う環境で、今回も皆さん積極的に意見交換ができていたようです。受け身でなく自ら考え、理解できるまで講師を呼び止める姿があり、とても充実した時間となりました。