今日は、15時頃に最高気温が20℃ぐらいになりこの時期にしては暖かな日になりました。
〇今回は、いつもとスケジュールの順番を変更して最初に校内見学を行いました。
各学科の実習室で学科や仕事、実習室にある機器についての説明などがありました。
また、今日は2年生の理学療法学科と作業療法学科合同の「義肢装具学総論」の授業があり、装具を作製するために必要となる“ギプス採型”の実習をしている場面を見学していただきました。
〇校内見学後には、学院顧問より学校全体の説明が有り、続いて教務部長より理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事の説明がありました。
説明の後は、希望学科に分かれての体験授業です。
今回の体験授業のテーマは、
①装具ってなあに? ~いろいろな装具に触れてみよう!~
②物理療法ってどんな治療なの? ~低周波と過流浴を体験してみよう!~ の2本立てでした。
いろいろな装具を紹介した後、参加者にも簡易装具を装着してもらい、関節の動きが制限される状況を体験していただきました。
関節の動きを制限することで、私達にとっては不自由に感じられることも、体に麻痺や痛みがある方々にとっては関節を保護したり、機能を代償してくれる大事な役割を持ちます。
低周波では電気の力を利用して自分の意思とは関係なく筋肉を収縮させることができるので、麻痺や筋力が弱くなった方々の治療に役立てることもできます。
また、手を温めたら電気の流れがどうなるのか?という体験もしていただきました。
さて、その結果は??
温める前と比べて電気のピリピリ感を早く感じたり、少ない刺激で筋肉が収縮するなど、電気の通りが良くなったことを自分の体で感じることができたようです。
理学療法士は運動による治療だけではなく、電気などを使った物理療法や装具療法も併用しながら日常生活への復帰をお手伝いする仕事です。
ぜひ、理学療法の幅広さと楽しさの体験に来てみて下さい(*^-^*)
作業療法学科は学科紹介と「こころとからだの『今』を知る!作業療法評価」と題して、怪我や麻痺によって動きにくくなった手を評価するSTEF(簡易上肢機能検査:Simple Test for Evaluating Hand Function)を体験して頂きました。
左手に重りをつけて麻痺を体験しつつ、様々な課題をストップウォッチで測りながら行いました。
重たい手で物品を移動させるため、手の使いにくさを感じて頂けたと思います。
逆にその状態から、作業療法を行った後に、手の動きが早くなれば、麻痺した手は改善したことが分かります。
参加者の方と学生と教員で話をしながら、楽しく体験を終えることができました!
まず最初に、学科長から言語聴覚士の仕事内容やどの様な障害の方と関わるのかを動画で交えて説明がありました。
その後で、「指文字と手話」というテーマの体験授業を行いました。
参加者の方も指文字や手話を行うのは初めていうことで緊張されている様子でした。
最初は仮名50音(あ、い、うなど)の指文字を教員と参加者全員で練習を行いました。
次に参加者同士がペアになって指文字の50音表を参考に指文字で単語を表現してくる相手の指文字を読み取るゲームを行いました。
教員がアドバイスを行ったり、読み取る時も指文字50表とにらめっこしながら1音1音の読み取りの確認を行っていました。
続いて、日常会話で使用する簡単な手話を行いました。
挨拶(「はじめまして」や「おはよう」など)、趣味、好き・嫌いなど、練習を行い、再度ペアになって、指文字や手話を使用して自己紹介をしていただきました。
指文字や手話のイラストを参考にしながら、上手に自己紹介されていたのが印象的でした。
指文字や手話に触れる機会は少ないと思いますが、参加者の皆様にとって少しでも興味を持っていただけたのではないでしょうか。
次回は、また違う分野の体験授業を用意しています。ご参加、お待ちしています!
言語聴覚士は、これからもっと必要とされている仕事です。
進学を迷われている方は、本学院(言語聴覚学科)への進学を是非ご検討ください。
これからも、それぞれの学科(仕事)や学院のことを少しでも理解していただけるように、毎回違った体験を準備して皆さんのご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。