☆ 第4回 オープンキャンパス開催 ☆
第4回のオープンキャンパスを開催しました。
最初に、本日の学科別体験などの説明がありました。
今回は、各学科の卒業生(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が、学科体験に参加して学生時代から就職してまでの体験談などを話してくれたり、体験授業のサポートをしてくれたりしました。
〇理学療法学科 では、卒業生からのお話、学科体験を行いました。
卒業生からのお話では、現在山口大学付属病院に勤務されている熊野先生から、学校での生活のこと、思い出、苦労した点、楽しかった点などさまざまなことをリアルに話していただきました。
参加者の方はもちろん、その場にいた在校生も含めてとても学びのある時間になったと思います。
学科体験では、筋力をテーマに、大きく3つに分けたブースで体験を展開していけるようにしました。
筋力測定の項目、筋に対して超音波を使って中を見てみるという項目、物理療法を使用して筋を変化させるという項目、について体験していただけました。
多くの方に参加していただき、すべての体験を回りきれなかった方もおられたかと思います。
次回以降もご参加いただけるとより深く体験でき、理学療法のことを知ってもらえることができると思います。
大盛況の後に、賑やかに学科体験を実施でき、多くの参加者の皆様と触れ合うことができました。
さらに、在校生の協力も素晴らしく、大きく成長できた1日になったと思います。
〇作業療法学科 では、
臨床現場で活躍中の本校卒業生をゲストに招いて交流会を行いました。
作業療法士の日々の仕事の様子や魅力、在学中の思い出などをたくさん話していただきました。
また参加者の皆様や在校生からも質問が多く挙がり有意義な交流の場となりました。
そして卒業生たちのエネルギー溢れる様子にみんな元気をもらいました。
その後は手のリハビリ体験として、指の装具を作成しました。熱で軟らかくなる素材を使い、その人の手に合うように形を整えます。
少し難しい部分もありますが教員、在校生と協力しながらそれぞれの手にピッタリの装具が完成しました。
〇言語聴覚学科 では、
卒業生で宇部市の介護老人保健施設「ぺあれんと」から藤田憲司先生が来ていただきました。
藤田先生は2017年に本学院卒業後、現在は失語症デイケアで地域の失語症の方へのリハビリテーションを行っておられます。
① まず藤田先生から、本学院で学んで現場で役立ったことや学生時代の過ごし方などのお話がありました。
② 今回の体験授業では、食事や嚥下障害にスポットを当てて、言語聴覚士が患者さんに行う検査や訓練を体験していただきました。
嚥下障害の患者さんでもお茶が飲めるための「トロミ茶」を、参加者全員で作って実際に飲んでみました。お味はいかがでしたでしょうか?
③ 聴診器を使って呼吸や喉の音を聞いてみるなど、言語聴覚士の仕事を実感できる体験授業も行いました。
参加者の皆さんは、初めて使う聴診器にとまどいながらも、楽しそうに飲み込む時の喉の音を聞かれていました。
本学院は、県内唯一、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 を養成する3学科のある学校です。
県内で最初に開校した学校で1,600名を超える卒業生が、県内外の病院や施設で活躍しています。
今後も、オープンキャンパスでは、学院やそれぞれの学科(仕事)のことを少しでもご理解していただけるように、学科別の体験授業では、毎回異なった『テーマ』を準備して皆様のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。