☆ 第5回 オープンキャンパス開催 ☆
第5回のオープンキャンパスを開催しました。
今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
最初に、学院長より挨拶がありました。
その後の学科別体験では、初めて3学科(理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科)を自由に移動して、希望する学科の体験をしていただけるようにしました。
複数の学科体験をされた方は、仕事の違いを少しですがご理解いただけたと思います。
〇理学療法学科 では、
理学療法のことを知ってみようということで、筋力、関節の動き、歩くという3つの体験ブースを設けて実施しました。
在校生も準備から、実際の測定や動作の補助まで手伝ってくれました。
体験には多くの高校生に参加していただき、ワイワイ賑やかに展開されました。
筋力測定、トレーニングを体験してもらうブース、関節の動きを測定して、ストレッチ後どうなるか体験してみるブース、松葉杖で歩くのはどういう感じか、その時の身体の変化を測定してみるブース、とさまざまな体験をしてもらうことができました。
体験の後は在校生、教員と座談会を行い、個別に知りたいこと、不安に思っていることなど、解消してもらえる機会になったのではないかと思います。
〇作業療法学科 では、
自助具をテーマにいろいろな自助具の作成や使用の体験を行いました。
自助具とは日常生活の動作を可能な限り自分で行えるように工夫された道具のことです。
今回は手が動きにくくても使いやすい介助箸や、足が曲がりにくくても靴下を簡単に履くことができるソックスエイドを作成し使用してみました。
作成は在校生もお手伝いし、完成度の高い物が出来上がりました。
実際使ってみることで使用感も確認できて良い体験となりました。
そのほか手作り・既製品問わずさまざまな自助具の紹介やリフト体験等も行い充実した内容となりました。
〇言語聴覚学科 では、
「耳の検査」「舌圧検査」「子どもクイズ」「手と目の訓練」「炭酸トロミ体験」の5つの体験メニューを準備し、言語聴覚士の仕事を広く楽しく学べる内容になりました。
①「耳の検査」では、「ティンパノメトリー」という機械を使って、耳の鼓膜の状態を調べました。
②「子どもクイズ」では、「赤ちゃんが初めてことばを話すのはいつ?」など、ことばと子どもの発達に関係のあるクイズにチャレンジしてもらいました。
みなさんは、初めて「ことば」を話すようになるのは、何歳くらいだと思いますか?
③「手と目の訓練」では、「鏡映描写課題」と「立方体構成課題」という二つの課題に挑戦していただきました。
どちらも高次脳機能障害に対する訓練法で、目と手と頭の協応を鍛える課題です。
ちょっと難しい問題でしたが、どの参加者の方もお互い声を掛け合いながら楽しそうに行っていました。
今回の3学科体験はいかがでしたか? 参加された方からは楽しかったというご意見をたくさんいただきました。
最後に今回、オープンキャンパスに初めてキッチンカーが来てくれました。
参加された方全員に参加記念品とは別に、揚げたての「はちみつからあげ」1袋をプレゼント!
かき氷なども有り、行列ができるほどの賑わいでした
本学院は、県内唯一、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 を養成する3学科のある学校です。
県内で最初に開校した学校で1,600名を超える卒業生が、県内外の病院や施設で活躍しています。
今後も、オープンキャンパスでは、学院やそれぞれの学科(仕事)のことを少しでもご理解していただけるように、学科別の体験授業では、毎回異なった『テーマ』を準備して皆様のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。