今年度の第6回のオープンキャンパスを開催しました。
今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
はじめに学院長の挨拶と本日のスケジュールの説明があり、その後、学科体験、校内見学等を実施しました。
理学療法学科では、「4年生が伝えます!臨床実習経験のお話」というテーマで、臨床実習から帰ってきたばかりの4年生がメインで活躍してくれました。
臨床実習で得た経験と知識を活用して、2つのブースで参加者をお迎えしました。
1つのブースではストレッチなどのエクササイズをどのように行うか、何に対して行うかということを臨床実習で学んだ知識をもとに解説してくれました。
もう1つのブースでは、心リハという循環器疾患の患者さんに対するリハビリテーションを説明をした後、参加者のみなさんに体験していただきました。
ストレッチ、トレーニング、血圧測定、集団エクササイズと盛りだくさんの体験を参加者のみなさんと一緒に楽しく行えた学科体験でした。
作業療法学科では、「作業療法評価」をテーマに実際に現場で使われるさまざまな検査を体験していただきました。
手の動きをみる運動の検査、課題の実行力をみる高次脳機能の検査、バランスや空間認識の発達の程度をみる子どもの検査、運転の認知機能に関わる検査など、作業療法の範囲がとても広いことが少しは理解いただけたのではないでしょうか。
筋肉量や脂肪量などの体組成を測るInBodyもとても好評でした。
評価を受けることで自分の状態を正しく認識することができるので参加者のみなさんにも自分の体の状態を振り返る良い機会になったのではないでしょうか。
言語聴覚学科の体験では、
①5秒間で「パ」「タ」「カ」がどれだけ沢山言えるか参加者で競って頂きました。「パ」「タ」「カ」はいずれも唇や舌の動きをみるために必要な音になります。
1位の記録を塗り替えようと奮闘しながらも楽しそうにされていました。
②トロミをつけたジュースや味噌汁を実際に飲んでいただきました。
飲み込みが難しい患者様にトロミつきの飲み物を提供することはよくあるので、トロミの加減や味の変化などを知っておく必要があります。
味噌汁が意外に人気で、おいしいという声がありました!
③電気式人工喉頭という発声に関する補助具を体験していただきました。
普段の自分、友人、ご家族様の声とは違った人工の声に驚いた方も多かったのではないでしょうか?
色々な理由で声を出すことが出来ない方に対しコミュニケーション手段を提供するのも言語聴覚士の仕事の一つになります。
今回の学科別の体験はいかがでしたでしょうか?
職業の名前は知っていても、実際にどんなことを行うのかは、聞いただけではわからないことが多いのがリハビリテーションの仕事だと思います。
参加された方も、思っていた以上に色々な検査などが有り、驚かれたり新たな発見があったのではないでしょうか?
本学院は、県内唯一、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 を養成する3学科のある学校です。
県内で最初に開校した学校で1,600名を超える卒業生が、県内外の病院や施設で活躍しています。
今後も、オープンキャンパスでは、学院やそれぞれの学科(仕事)のことを少しでもご理解していただけるように、学科別の体験授業では、毎回異なった『テーマ』を準備して皆様のご参加をお待ちしております。
リハビリのことについてもっと知りたいと思う人、興味があるなぁという人、なんとなくおもしろそうだなぁって思う人などなど、山コメのオープンキャンパスに参加してみようと思った人は、 こちら へ。